最後まであなたのこと
見届けられずに行くけど
たくさんの夢をいつも
見させてくれたね ありがとう
それぞれの未来に
あたたかい幸あれ
もう二度とふり向かない
ここからあなたの聖域
彼方へと流れていく
青く清らかな川面に
幾霜の想いはせて
感謝の祈りを捧げる
穏やかな門出を
朝焼けが包んで
降りしきる雪が
この大地閉ざしても
いかなる運命(さだめ)が
この先に待つとも
私の心に灯っている
希望の光は奪えない
誰もが踏みこむことのできぬ
小さな私の聖域