忘れていくことが
もしこんな僕にでも出来るならばいっそ
君の名前をこの頭の中から
消し去ってほしい
広がった光の粒が
僕の目を貫いていく
思わず閉じた瞳に
君の顔が浮かんだ
止め処なく溢れる涙拭わずに
立ち尽くしてた
僕の中に残る君、
どうかずっと笑いかけていて
忘れないことから始まったっていい
その言葉を君に捧げよう
消えていく声は微かに
僕の名を確かに呼んだ
つないでたあの右手と
笑顔のままの君
明けていく世界の空に
君の名を指で描いた
あの声あのぬくもり
ずっとこのまま抱きしめ歩いて行こう
歩いて行こう