低い音で目を覚まし
大きく息を吸い込んでみる
未来の色を決めつけたりするのは
もうやめよう
声にすると途切れてしまう
胸のかけら氷の世界
雨の音でやっと気付いた
こんなに時間が経っていた
熱い両手のぼせた首が教えてくれた事
あたしの消えぬ想いは
宝物の石に変わる
重くても輝いて
今夜の夢を見せてくれる
こんな簡単に決められない
あなたの事は痛いまま
海の底を泳いで光を遮りたい
蒼いかも解らない程下のまた下で
日曜日も☆のリングも22日も
青い空も長袖も家の鍵も
笑った目も夢のダンスも
あなたの優しい所
温度と共に甦る
冷たい床と
暖かい冷蔵庫にもたれて眠る