綺麗に羽で飛べたなら
目で追いかけた鳥のように
道の途中で目を覚ました
あなたと同じ風
聴こえてくる 心のノートから
あなたの声 なつかしくて
オレンジのクレヨンで
描いた絵は褪せてく
それでも笑い声は
変わらずに揺れていた
二人の私が交差する
階段をのぼってく勇気と
弱さゆえに降りてゆく影
さらわれそうな夢
*3 一人ぼっちで通る道は
唄いながら歩いてくよ
枯葉や落ち葉の真ん中で
コスモスになれたら
木の葉回る 足下で遊ぶよ
ささやくほど吹かれてゆく
都会の方隅から この願いを…
ショウウィンドウに映ってる
寂しがりやで泣き虫な願い
「一人でも大丈夫」なんて
もう言えやしないだろう