土曜の午後 仕事だと言い
あなたはキャデに飛び乗った
テーブルの上に忘れてる
携帯がバイブレーション
知らないフリしている方が
トライアングルの音は狂わないから
あたしの欲は花園に埋めて
ただただあなたの帰りを待つわ
思いやりのある裏切りならば
ささやかな優しさで受け止めよう
あたしは全てを知っているけど
お願い この愛止めないでほしいの
一人ぼっちの
少しオリーブのついた
スプーンに映る瞳孔は
孤独を味わってた
朝方光ったブレーキランプ
「おかえりなさい」と言いながら
甘い香りのシャツのボタン
上から外してくわ