頬にふと 感じる吐息 あまい香り
ぎゅっと 包んでくれたゴツゴツの手
低い声 澄んだ瞳も いまは遠く
そっと おもかげさえも薄れてく
ふたりいた この街が
ひとりぼっちの私を
より空しく より切ない
気持ちにして困らせる
それなのにね・・
愛してる 誰よりも
変わらないの このこころも
見えない絆だけを信じてる
・・でも涙 ぽろり・・
携帯から聞こえた声は どこか遠く
けんかしては後悔してばかり
かけがえのない人と
わかっているんだけど
強がったり ひねくれたり
やさしくなれずにいた
ほんとはね・・
そばにいたいよ 泣けちゃうほど
甘えたいよ
でも今は あなたが選んだ距離
信じるだけ
・・大丈夫さ
青い空も 広い海も
遠く遠く つながってる
涙の夜を越えてほほえもう
この痛みが強さに
変わってくその日まで・・