千夜(ちよ)を断つ体躯(たいく)は青毛(あおげ)
鼻梁(びりょう)に流れる星 荒野の跋扈(ばっこ)を蹴散(くえはららか)す
盈満(えいまん)の咎め
天命軽(かろ)んじる報い 厳然(げんぜん)たる地に伸されよ
邪見(じゃけん)の刃 今に始めぬ
心魂に轍する
眼光は炯々(けいけい)と忌々(ゆゆ)しき万事を射る
世の惨禍(さんか) 踵(きびす)を接し道理を阻む
嘶(いなな)く鋼の声 激昂(げっこう)楔打ち 気炎万丈(きえんばんじょう)
戦慄(わなな)く成らずの灰塵(かいじん)震撼(しんかん)夢寐(むび)の刻 疾風迅雷(しっぷうじんらい) 矢の如し
滅却
邪見の刃 今に始めぬ
世の惨禍 踵を接する
為せば成る 為さねば成らぬ 精根の限り
瞬(またた)く光陰を儚む 凄愴(せいそう)弧影再び 泡沫夢幻(ほうまつむげん)
羽撃(はたた)く 蒼穹(そうきゅう)に達せ 波濤(はとう)跳ぬ雄姿(ゆうし)海角天涯(かいかくてんがい)
嘶く鋼の声 激昂 楔打ち 気炎万丈
戦慄く成らずの灰塵 震撼 夢寐の刻 疾風迅雷 矢の如し