帰る間際に君がくれた一枚のガムを
味がなくなっても 家に着いても 噛み続けた
いつもなら飲み込んで使わない包み紙を
広げながら君が 笑った意味を 考えてた
いらだっているのを 誰より早く気付いて
そんな君の優しさに 気付いて笑顔になれないと
僕は君に 似合わない
* チューインガム「ありがとう」の意味のように
チューインガム「大丈夫」と笑うように
些細な事でも飲み込まないようにと
くれたキッスの味は ブルーブルーベリー
昨夜つまづいた傷が今朝になって痛み出す
唾をつけてみたら ちょっぴり滲みて 涙が出た
いつもなら飲み込んでしまってた言葉だけど
口に出してみたら 温かくて 少し泣けた
“泣きたい時には 無理に笑っちゃ駄目だよ”
そんな君の優しさに 本当は気付いていたのに
強がってた 昨日に「ごめん」
* repeat
チューインガム「ありがとう」の意味のように
チューインガム「愛してる」をするみたいに
迷っていても 明日は必ず来るから
きっと見上げた空は ベリーベリーブルー