忘れかけた 自分にふと気づいた
なぜだろう 締め付ける胸
溢れ出す涙
今の僕に足りない何かに
一瞬だけ追い詰められた気がした
* あの頃はただひたむきに
果てない雲追いかけて
それこそが僕の
証であり 居場所でもあり
もしかしたら 気づかぬ振りして
なんとなくごまかしてただけかもね
久しぶりに 会えた友達に
格好ばかりつけたりして
自分を偽っていた
結局そこに 残されたものは
むなしさという雨に 打たれる僕
何度僕を放棄してしまいたいと
思ったことだろう
そんなやつに
自分でいる資格などない
思い込んでた 僕の中の強さ
こんなにも もろい物だと知らされた