踏み出す 爪先には
新な時代の土がある
あゝ 若い子よ 背中で語れよ
あゝ 陽炎が 揺れる背中で
※時はゆき 人の姿は変り
だけど若い子よ 夜明けは巡り来る※
ふりかえれば もう見えない
立ちどまり 過去は呼べない
嵐にもみしだかれ
理想は砕けてしまっても
あゝ 若い子よ 瞳にうつせよ
あゝ 流れ雲 走る早さを
(※2回くりかえし)
散りゆく恋の
うしろ姿ふりむいて
雨にけむる街角で
泣きぬれたおまえ
※いとしさに ふるえる肩を抱きながら
しのび逢う 罪に酔いしれた
帰らぬ夢が 帰らぬ季節が
煙草のけむりに 今もゆらめく…※
胸の痛みに
ひとりあおるグラスにも
消したはずの残り火が
やるせなく燃える
わびしさを誰に ぶつけるあてもなく
ゆきずりの 花を踏みつける
おまえの笑顔 おまえの涙
むなしくもとめて 夜をさまよう…