この石段から 見下ろせばあなた
広場の片隅で 僕を待ってた
さあ 踊ろうよ 人波みに紛れ
二人を誘うワルツの調べ
祭は7月 あなたは二十才
僕を惑わせる 恋の眩しさ
仲間を見つけて 馴染みの酒場
語り明かせば 尽きない希望
明日を夢見る 男たちがいた
愛を憧れる 女たちがいた
祭は7月 生命を燃やして
僕達は歌い そして愛した
ああ 遠ざかる 美しい時代
誰もいない広場 靴音響く
祭は7月 人々は出逢い
そして別れてゆく 巡る季節に