灰皿の上にため息を吹きかけて
想像の風にくるまって背中を丸める
のうのうとここまで今日もまたやって来た
明け方の空を眺めていつもの様にここに居る
要らない様な言葉だけ
心の中で何度も繰り返しては
聞こえてる様な 聞こえていない様な そんな感じで
※あぁどこからどこまでが本当に大事で本当に愚かなんだろう?
臆病な分だけ先に進めない 押し込んで消した灰皿の上から
今日も聞こえるわけもない君への想いを呟いてる※
静寂の朝もやを排気音がかき消した
いつの間に走る走ってる トラックの音に気付いたんだ
やがて火種が音も立てずに消えて
窓から漏れる明りだけ付けたこの部屋は
誰か居る様な 誰も居ない様な そんな感じで
(※くり返し)
僕はと言えば散らかったこの部屋の隅で膝かかえて
やけに気になる時計と今日のニュースを待っている