走行訓練の様子です(投稿者運転)。画像では分かりにくいですが、旋回時、片輪が軽く浮いています。エアロスター使用。
しかし、実際には、多少片輪が浮いた程度で横転する事はありません。まずはアンダーが出ます。
ところが、揺り返しの収集がつかなくなると話は別で、その反動でバスは途端に横転します。乗用車やサスペンションが固いトラックの感覚で操作すると非常に危険で、限界を超えた時に想像以上の危険挙動が出るのが大型バスの特徴です。重心が高く、柔らかいエアサス車にとって、このような連続スラロームは極めてリスキーな挙動なのです。車高の高いエアサスの揺り返しは極めて危険なのです。
ちなみに車速は、直線スラロームはスタートから最大で53km/h、右コーナーが40km/h、オフセットスラロームが平均45km/hです。