韓国の人気俳優、パク・ヨンハさん(32)が30日午前5時半ごろ、ソウル市内の自宅で首にコードが巻き付いた状態で死亡しているのを母親が発見した。韓国のソウル江南警察署は同日、死因を自殺と断定、動機について「父親の看病、事業、芸能活動を並行したことによるストレスで酒を飲み、衝動的に自殺を図ったとみられる」と発表した。同署によると、パクさんは30日午前0時すぎに酒に酔って帰宅。末期の胃がんの父親に、「わたしがお父さんの代わりに苦しまなければならないのに、ごめん、ごめん」と号泣した後に自室に入り、ベッドに結んだ電気コードで首をつった。遺書はなかったが、数日前、周囲に「仕事も生活もとても大変だ」と漏らしていた。一部報道によると、パクさんは2月に設立した事務所が職員の金融トラブルなどで経営難に陥ったことを悩んでいたという。