2000年 14分
シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、ハサミ。岐阜県関市は古くから日本刀作りで栄えた町。その伝統技術が、現在ハサミにも活かされている。事務用ハサミの材料は、炭素を多く含んだ「アルミ鋼材」。刃部の硬度を出すために「焼き入れ」をするがその炭素は、温度を上げると硬くなる性質がある。合わさる刃の部分に隙間をつくる。この隙間によってハサミの切れ味が左右されるため、大変重要な作業である。
学習/教育
長谷川刃物株式会社